2011/09/21

受渡しを伴う小ロット搬送をSILPS化

周辺設備を用いて、複雑な導線にも対応し省スペース化を実現

シュータと同期した搬送環境を、
AGV「SILPS Tango」によって効率化したケースです。
ここでは、SILPSのみならず、周囲の搬送装置との連携を実現しています。
このように、ラインとSILPSを一体的にとらえ、
きめ細やかな対応ができるのも、シンテックホズミの特長です。

導入前

通路を隔てて、組み立て用と積み卸し用の2つの空間が隣接していました。それぞれにシュータによる製造品(ワーク)の受け渡しがあり、全体にかなり複雑な環境となっており、その中を人が台車を使って運搬していました。

 
 

導入後

組立ライン用のシュータと人による運搬を、4WSのAGV「SILPS Tango」に置き換えました。AGV「SILPS Tango」の4WSは、本体の姿勢を変えずに、ダイレクトにあらゆる方向に移動できます。この特性を活かして、最短の移動ルートを構築し、使用するスペースを最小にしました。

また、オプションであるセンサーを使って、シュータと連動させて製造品の受け渡しも完全自動化しました。それまでは、AGVでの運搬は自動化できても、シュータへの製造品の載せ替えは人が行う必要がありました。この高度な工程も、自動化に成功したのです。こうした搬送環境との連動性もAGV「SILPS Tango」の特長です。

 
 

効果

組立ライン用のシュータと、運搬用の人員2名を削減できました。また所用面積において25平方メートルの省スペース化を実現しました。

 
 

もう一言

このケースでは、AGV「SILPS Tango」の4WS機能を活かして、最小の移動スペースを産み出しています。もしこれが、一般的な前進タイプのAVGだった場合、どのようになるかをシミュレートしたのが下の図です。前進タイプの場合は、向きを変えるために大きな円弧を描く必要があります。また、向きを変えるために、広いスペースが必要となるため、シューターとの連携が取れず、人の手を借りることになります。完全な自動化は難しく、かえって人が搬送するよりも多くのスペースを要することがあります。

 
 

シンテックホズミにも前進タイプはありますが、それは前進タイプで十分な用途に用いるためです。4WSと組み合わせて、必要な機能を必要なだけ(そして無駄なく)提供します。オプションとして用意している、センサーや無線装置も同様です。最高のパフォーマンスを実現するための環境構築に必要なミニマムのプラスアルファなのです。

 
 

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